楽しいドライブ、子供もはしゃいで大騒ぎ。
でも酔ってしまってもどしてしまいせっかくのドライブも台無し。
そんな経験ありませんか？
しかもあとあとまで匂いが残ってそれいらい車に乗るのが嫌になってしまった、なんていう事も多いのではないでしょうか。
カー用品店で勧められた芳香剤を置いたら余計にひどいにおいになって気持ち悪くなった、なんていうのはよく聞く話です。
実はうちの車もそんな1台。
でも実は案外簡単な方法で臭いを取る方法もあるんです。
子供が車内でもどしてしまった
以前、知人の子供を乗せてドライブに行った時の話です。
よほど楽しかったのかずいぶん喜んでいました。
こちらもうれしくなって休憩でソフトクリームなどを奮発したら少ししたところで気持ち悪くなったらしくもどしてしまいました。
さいわいこちらにはかからなかったものの車のシートはべったり汚れてしまいました。
あとはもうにおいの我慢大会。
ドライブも中断でさっさと戻る事になってしまいました。
知人と子供らを送って家に帰りますがその後も臭くて大変。
中性洗剤や重曹水など作って試してみますが決定打はありません。
もちろんカーショップやホームセンターで売っている芳香剤や消臭剤も効きません。
中にはかえってひどくなってしまう物もありしばらく使えなくなりました。
ファブリーズを使えば大丈夫なんて人から言われて試してみましたがダメでした。
洗濯が最強
もうここまで来たらあきらめてハラをくくります。
最終手段の実行です。
何をするかと言うと
シートの表皮を剥がして洗濯機に放り込む
です。
え、剥がせるの？と思う方も多いと思いますが車種によっては案外簡単に外せるものがあります。
幸いその車は剥がせるシートでした。
シート表皮の外し方
シートの背もたれを前に倒して下側の表皮の継ぎ目をみると樹脂のファスナーで留まっているか金属の輪っかで留まっています。
ファスナーならそのままトリム外しなどを入れて外します。
金属のリングならニッパで切ってしまいます。
ヘッドレストの取付け部は廻すと外れました。
あとはかぶさっている状態の表皮を剥がすだけです。
剥がした中身
外した表皮
これはファスナーで留まっていました。
（謎の数字が書いてありました）
これを洗濯機で洗います。
外した間は大き目のタオルなどで覆っておけば車は使えます。
一応ウレタン部分も汚れていないか見ておきます。
布製の表皮に比べれば沁み込みにくい素材なのであまり汚れてはいないはず。
汚れていれば洗剤水をしみこませて汚れを取ります。
（今回は幸い表皮を車外に出したら臭いはしなくなりました）
あとは乾燥させて戻して完了です。
乾燥時間はのちのちカビなどがはえないように長めにします。
この時は1週間乾かしておきました。
普段から準備しておく
今回はたまたま表皮が外せる車種だったので大丈夫でした。
外せない車だと専門の業者さんに頼まないといけなくなるので
普段から準備しておくとよいです。
戻されても良いように
１．外せるシートカバーを付けておく
こうすればわざわざシートの表皮を外す必要がなくなります。
２．大き目のビニール袋、バスタオルなどを積んでおく
戻されたらすぐに清掃してビニール袋でカバーして臭いが漏れないようにします。
ビニール袋に座るのは気持ち悪いのでタオルで覆って座れば大丈夫。
そうすれば楽しいドライブが続行できます。
３．洗浄用の水を用意しておく
これは飲み水兼用で大丈夫。
ついでに中性洗剤でもあれば安心です。
まとめ
子供が車内でもどしてしまった場合
・芳香剤は逆効果
・消臭剤もほとんど効果が無い。
・車のシートの表皮は外すことができる。
・洗濯機で洗える。
やはり「臭いにおいは元から断たなきゃダメ」なんですね。
外しにくい車種ではないことを祈りつつお役に立てば幸いです。
コメント