小型カセットコンロの使いこなし

せっかく買った小型カセットコンロ、どうもうまく使えないなんてことはありませんか？
ちっともお湯が沸かないとか。
小型ゆえに出力も弱いので少し気を使う必要があります。

キャンプで使える小型カセットコンロ

＊＊＊　2020/10/15 追記　＊＊＊ イワタニ産業から小型カセットコンロ 「タフまるjr」が発売されたので比較してみました。 無印のカセットコンロ・ミニに対して以下の特徴があります。 ・バーナーが多孔式でアウトドア向き...

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2020.10.15

風に弱い

もともと風のない家庭で使うように作られているので風に弱いです。
風よけを使ってバーナー部分に風が当たらないようにする必要があります。
あまり強く感じていない風でもゴーゴーと音が出だしたら風よけ使います。

写真は百均で買ったレンジガードを置いてみたところ。
安定がイマイチでテーブルの隙間にむりやり入れて安定させていますがちょっと怖いので考えてみました。

キャンプ用の風よけ

薄いアルミ板でできた風よけが良いですが
百均のレンジガードでも代用ができます。
写真は76cm×32cmのものです。

下の方に切り込みを入れ内側に折り込めばできあがりです。
コンロの重さで押さえられるので安心感も増えます。

低温に弱い

カセットボンベは低温に弱い上に小型のコンロはヒートパネルが無いのでさらに弱くなります。
温度によっては低温用のガスが必要になりますがボンベをカバーしておくと少し対策となります。

写真は百均で買ったニットのペットボトルカバーを着けています。
ニャンコとワンコで見た目も良いです。
コンロにセットすると足だけ出しているようでかわいいです。

温度によるガスの使い分け

・10℃以上
通常のカセットボンベ
・5℃以上
低温用カセットボンベ

カセットコンロは0℃くらいまで下がってしまうと使えなくなるようです。
そのような場合はガソリンや灯油のバーナーを使用した方が良さそうです。

低気圧に弱い

メーカーの説明によれば標高2000m以上では電子着火装置では着火しにくくなると書かれていますが
実際の経験ではもっと低い場所でも着火しないことがありました。
気圧と温度の関係でガスがうまく気化しなくなることがあるようで
その時はガスが液体のまま出てきました。
少したってやり直したらうまく着火しましたがそのような場合に備えてフリント型のライターやマッチを擁しておくと便利です。